「くしゃみ」と「腰痛」について
- 2022.08.17 Wednesday
- 23:22
お盆休みも明けて、
「くしゃみ」で急性腰痛になった方が
3名来院しました。
くしゃみの原因について
ホコリなどを吸い込んだり、
光、風、クーラーなど寒冷刺激で起こります。
くしゃみのスピードについて
爆発的な場合は、時速320km※のスピードで
4mほど前方に呼気を飛ばします。
※東北新幹線の最高速度と同じ。ちなみに
東海道新幹線は、最高速度285kmです。
くしゃみと体幹の筋肉について
くしゃみの際、
脊柱起立筋、腹直筋、肋間筋など、
体幹の呼吸に関する筋肉が(下記図を参照)
瞬間的に強く収縮します。
くしゃみの姿勢について
通常は前屈み姿勢になる事で
腰の椎間板内圧が高まります。(1600N≒160kg程度)
そして、
前屈み→重心が前方に行くので、
腰を支える背筋の負担も増えます。
その結果、
腰や骨盤の軟部組織を損傷させて、
急激な腰痛が出現します。
予防方法としては、
机や壁などに手をつき、
出来るだけ
「前屈みにならないくしゃみ」がベスト!
余談ですが、
くしゃみの大きさは吸気の量に関係するそうです。
つまり、子どもより大人、
女性より男性の方が大きいです。
年齢も20代より60代の方が
くしゃみは大きいです。
これは、加齢と共に恥じらいも薄れ?
大きなくしゃみ音になるようです。
また、くしゃみの音量が大きいほど
男性より女性の方が
不快に感じるデータがあります。
オマケ画像 (お盆休みの花火大会↑) アンパンマン花火
たけだ接骨院